予備校講師が電験三種に参入
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電験講座の感想(2)

電験3種講座感想:Yokohamaさん

Yokohamaさん  

 

高校時代に、最初からこう教えてほしかった



連休中にランダムにざっと全体を聞き、現在、機械、電力の勉強と平行して理論の講座を少しずつ、今度はじっくり受講しています。


内容が濃く、考えながら消化していくのが楽しみです。

何度も聞いて、すぐにイメージが浮かぶようになるまで繰り返していきたいと考えています。pcレターと先生の内容の濃い授業が、最適のマッチングを形成していると思われます。内容が薄ければpcレターはその能力を発揮しない。濃いからこそ、途中でストップしたりなんども戻ったりするこのソフトの機能が生きてきます。

これまでの大学受験物理では、一部予備校の一部のクラス、あるいは中高一貫の進学校でのみ微積を前提とした授業をやっていました。当方が高校にいたころの時代 第一世代の時代予備校sでは 東大クラスを担当する坂x、山x という講師陣が、浪人で高3までの微積を終了しているがゆえに微積の知識を前提として、ついてくるものだけがついてくればよいという授業を展開していたと記憶しております。第二世代では、予備校tなどで、やはり、東大クラスを担当する講師がついてくるものだけがついてくればよいという授業を展開しているようです。第一世代、第二世代とも優秀な講師であり、深い感動をあたえる内容を展開されているのですが、あくまで一部の生徒だけが理解し、咀嚼可能な授業であり、結果的に受講生が減少し、そのよさが伝わらなくなってきているのかもしれないと推測しております。


子供が一昨年、受験生でした。

第三世代の 田原先生はpcレターという強い手段とあいまって、微積をつかうわかりやすい丁寧な授業といういままでにないあたらしい領野を開拓しつつあるようです。いままでは、やさしく、かつ、王道である微積をつかう物理を教えることが、諸事情から不可能でしたが、pcレターで、数学も同時に教えながら物理を教えるという、いままでの高校や予備校では、その教科のセクショナリズムから不可能だったことを、いとも簡単に実現されております。

この方法が広がれば日本の高校物理教育を劇的に変えてしまうことにもなりうる、ということを予測させるものとなっています。数学講座、ベクトルの最初のところで、内積を説明されているところで、群、体、環? のもっとも基本的なところを、いとも簡単にやさしく、しかし、本質そのものをお話になっており、舌をまきました。内積のところで、高校の範囲ではないので、とおっしゃりながら、外積を、これも短時間であっというまに説明を展開されています。さらに 積分のところだったとおもいますが、自然数の二乗の和、三乗の和さらに、おなじ証明で一億乗の和でも証明できるというお話は、当方には初めてで、一気に視野が広がりました。


昔の高校時代に、最初からこう教えてほしかった
、というのが感想です。

 

規則をみぬくというのは大変広い視野を得る、見通しのよさをえる、

ということにつながるということを、如実に具体的に経験させていただきました。

 



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